膝の痛みの原因は?
変形が原因で痛みが出てしまっていることには違いありません。
しかし、O脚で太っているのに膝が痛くない、またはO脚でなくて痩せているのに膝が痛いという方がいませんか?
そういった方は、関節の副運動(歯車)や、立ち上がり・歩行時の重心に問題があり、痛みを増強していると考えられます。
変形性膝関節症の方で多いのはO脚ですが、O脚というのは膝が外側に出てしまうということです。
その状態の重心は、重心線が膝の内側を通ります。
これが、膝の内側に過負荷が生じる原因のひとつになります。
立ち上がり時の痛みについて
膝が痛い方は、立ち上がるときにどうしても膝を庇おうとしてしまいます。
これが、実は痛みを増強させる原因になっている場合があります。
臀部(お尻)の横に手をついて立つ方が多いのではないかと思いますが、この方法は、立ち上がるときに必要な、お辞儀での前方への重心移動をなくしてしまいます。
これにより、膝周囲の筋肉(大腿四頭筋)を過剰に使うことにより、膝関節への負担を大きくしてしまい、その結果、痛みを増強させてしまいます。
改善するには、簡単なことですが、なるべくお尻を前に出し、踵を手前に引き、しっかりお辞儀をしながら立ち上がることです。
これだけで、痛みが軽減する方もいると思います。
歩行時の痛みについて
O脚というのは、膝が外側へ押し出される力が働きやすくなり、負担がかかります。
しかし、O脚だから、変形しているから押し出されるわけではありません。
ですから、O脚でなく痩せているのに膝が痛いということも起こるのです。
具体的には、アキレス腱の柔軟性低下・内腿、お尻、腹部の筋力低下で、O脚でなくても、膝が外側へ押し出される力がかかってしまい、膝の内側への負担がかかってしまいます。
特に、歩行時は、片脚で体を支えるわけですから、さらに膝が外側に押し出される力が働いてしまうので、痛みは増強してしまいます。
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